ピコピコ!
どうも。燦太郎です。
定期的に、ピコピコしたりブンブンいわせるエレクトロサウンドを欲する時期がありまして、ちょうど今その時期なので、今回は私が今聴いているエレクトロミュージックの話でもしようかと思います。
小さい頃ゲームっ子だった私は、その裏で流れているゲーム音楽ももちろん大好きでした。
ツタヤでポケモンのサウンドトラック集みたいなのをレンタルして真剣に聴いていて、特に好きだったのは一番初期の3つの音だけで作られるサウンド(ポケモン赤、青、緑の時代のやつ)。少ない音数でここまで臨場感を出せるのか!という感動があるんですよね〜!
さて、そうした土台があるので、もともとエレクトロサウンド好きではあるのですが、
実際自分で管楽器を演奏することもあり、電子音ではない音楽に触れることのほうが比率的には多くなってしまいました。
しかし、ストリーミングで音楽を自由に聴けるとなった今、また改めて自分の中にエレクトロ熱が戻ってきたのです!
ジャズミュージシャンの中でもエレクトロ志向がかなり強まっているので、その影響もあるかもしれませんが。
少し前でいうと、
サンダーキャットの「Drunk」あたりはかなりメジャーに取り扱われていましたよね。
実際彼は日本のゲー厶が大好きで、その音からかなり影響を受けたというインタビュー記事を読んだ時、
へぇ!日本のゲーム音楽ってやはり世界に飛び立つ力を持ったものなんだなぁ〜という印象を強く持ったのを覚えています。
はじめはハードバップばかり聴いていましたが、そこからだんだんエレクトロなジャズもよく聴くようになりました。
アーティストでいうと、最近はAnomalieとか、Now Vs Nowが特に好き。インド出身のバンドApe Echoesも良かったですね。あとこの間友人に教えてもらった、空中泥棒っていう韓国のシンガーソングライターの電子音の使い方もめっちゃいいです。
そして、この記事を書こうかなという引き金になったのが、
マーク・ジュリアナの最新アルバム
「Beat music!Beat music!Beat music!」
です。
ブラッド・メルドーとの共演でもすっかり有名な人気ジャズドラマーが、タイトル通り、ビートミュージック界隈のメンバーで集まって作ったとても面白い作品です。
まだ聴いたことのない方は、とにかく4曲目を聴いてみてください(訳あって電車の中で聴くのがおすすめです!)。
この作品エレクトロなんですけれども、生楽器の音もちゃんと取り入れてるところがミソで、
マーク・ジュリアナが8ビートでがっちり刻む感じ、まさにYMOの高橋幸宏さんを意識しているのではないか?!!
と勝手に興奮してしまい、改めてYOMを聴いてみると、
こりゃすごい〜〜〜!いつ聴いても名曲すぎる〜〜〜!
とまたまた大興奮。
こんな感じでエレクトロの沼にズブズブとハマっている現在です…笑
エレクトロ好きといっても、ガチガチのダンスビートミュージックとかはピンと来たことがなくて、やっぱり良いメロディラインだったり、音楽の美しい流れがあるからこその好きなのかもしれません。
ポケモンのBGMにしても、YMOにしても、メロディラインがとても特徴的で頭に残りますし、
ジャズミュージシャンが電子楽器を使う時、電子音の無機質さを超えて、その人にしか出せないサウンドがぶわーっと聴こえてくる時があって、やはり音楽はハートだな、と改めて思ったりします。
これからまだまだエレクトロミュージックは勢いづいていくと思うので、とても楽しみです!