「The Quartet NLが大阪にやってきた!」 ライブレポート#8
どうも。燦太郎です。
今日は守口文化センターで行われた、WAY OUT WEST主催の”The Quartet NL”のライブに行ってきました。WAY OUT WESTとは、関西を中心に多くのジャズファンに親しまれているジャズの無料情報誌です。その100号記念イベントで開催されたこのライブ。
予想をはるかに超えて素晴らしかったです。ライブ中もずっと口角が上がってしまい、まさに開いた口が塞がらない状態。バンド編成のライブでは個々の演奏はもちろん、バンドメンバー全体の人間的なバランスを見るのも欠かさず行なっているのですが、彼らはこれまで見てきた中でも特に素晴らしいグループだと感じました。
ベンジャミンの楽器の構え方(足の角度がかっこいい)だったり、ハン・ベニンクの自由なプレイスタイルだったり、4人が4人とも自分にこだわりを持っていて、それはお互いに違う方向を向いているのだけれど、演奏上で見事な科学変化が起き、素晴らしいアンサンブルが生まれていました。これは、それぞれのこだわりをお互いがしっかり認めていて初めて起こりえることだと思います。
世間ではこだわりが強いというとあまり良いイメージで取られないことが多いですが、彼らの演奏を聴いて、自分に何らかのこだわりを持つことがこんなにも人を生き生きとさせるのかということに気がつきました。お茶目で、少年のようにはつらつと、スーパーエネルギッシュ(あんなドラムの音は初めて聴いた)にリズムを奏でる75歳のハン・ベニンク。そこらへんにいる日本の若者よりもキラキラしていて、演奏はもちろんのこと、人間として素晴らしいと感じました。自分もあんな風に歳をとりたいと思いました。
まだまだ書き足りないのですが、今日はこの辺で。
ぜひThe Quartet NLチェックして見てください!
サインもらえて嬉しかった〜