燦太郎の「表現日記」

思っていること、考えていること、本やCDのレビューなどについて毎日書きます。

リズム感

 

 

 

どうも。燦太郎です。

 

 

 

 

 

 

 

ジャズを演奏する上で一番大切なことはたくさんあると思うのですが、やはりもっとも重要なのはリズム感(タイム感)なのかもしれません。

もちろんある程度の音をならす技術は必要ですが、それ以上にリズム感がものを言うと思います。

最近ツイッターで流れてきた、二人の黒人の少年(ピアノとサックス)がリズムボックスに合わせてセッションする動画があるのですが、それが全てを物語っています。彼らは音のミスもするし、楽器の技量的にはできることも限られている印象を受けるのですが、フィールが素晴らしすぎるのです。これが音楽だなって思わせてくれる素晴らしい動画なのでご存知ない方はぜひ見ていただきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

さて、そもそも音楽はリズムのあり方で分類されていることが多いので、そこの違いを明確につけるためには、いかにその違いを体感できているかではないでしょうか。

サークルでもジャズ初心者の人がほとんどですが、感のいい人はやはり本物のジャズの雰囲気に近い演奏をしますし、細かい楽譜を見てメトロノームに合わせるといった練習がなくても不思議と演奏が合います。

その感じているリズムを表現する楽器の技量は必要なのですが、それは楽器を練習したらできることであり、やることが明確でわかりやすい。一方、リズムを体感できていない場合は、表現する術を持っていても一切表現できません。何を表現すればいいかがわからないからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

このリズムを感じられるという能力は先天的な部分もあるかもしれませんが、ある程度までなら鍛えられるのではないかと思います。私自身父親に、お前リズム感悪いな...と言われたことがとてもコンプレックスで、自分はリズム感がないと思い込んでいました。いまでも変拍子だと頭がこんがらがるし、ドラムも叩けないので、めちゃくちゃリズム感いいとは自分では思いませんが、一時期メトロノームに合わせてリズム練習をしたおかげで少しはマシになりました。リズム練習は、ひたすら裏拍をとる練習で、ロングトーンやスケールの練習をする際にもメトロノームの拍を裏拍として感じるようにします。

 

 

 

 

 

 

 

ずっと楽器をやっている割にはリズムがうまく取れないというのは、学校教育でも部活でも裏拍を意識して演奏する機会が圧倒的に少ないからだと思います。吹奏楽でもマーチで裏拍を刻む場合などがありますが、(強豪校は別にして)あれはみんなで合わせているからあっているように聞こえるだけで、実際一人ずつ抜き出して吹かせてみたら全然テンポキープができないといったことはざらにあります。吹奏楽はそれよりももっと意識するべきところがあるという風潮がどことなくありましたが、いまとなってみてはちょっと恐ろしい風潮だなと思ったり。

 

 

 

 

 

 

 

話が逸れてしまいましたが、プロはもちろんのこと、学生でもうまい人は無条件にリズム感が抜群ですし、ジャズの独特なニュアンスをうまく捉えられています。そういう人は、聴き方もいいのでしょう。その音楽に自分も入り込んで、一緒にグルーヴを感じられるというか...表現がとても難しいのですが笑

とにかく、テンポを一定にキープできる技量としてのリズム感と、その音楽の持つ独自のニュアンスを捉えることができるリズム感。これらは相互作用していると思いますが、これら二つがいい音楽をやる上では必要になってくるなぁ〜と感じました。