燦太郎の「表現日記」

思っていること、考えていること、本やCDのレビューなどについて毎日書きます。

Shinya Fukumori Trio @阿倍野区民ホール

 

 

 

どうも。燦太郎です。

 

 

 

 

 

 

今日はまちに待った福盛さんの凱旋公演。

チケットは完売、立ち見のお客さんも大勢いるほどの大盛況でした。

 

 

 

 

 

 

 

コンサートに行く前に、このトリオのCDを聴いていたのですが、本番はやはりホールの反響と曲の美しさがぴったりと合っていて、とても素晴らしいステージでした。

1音1音を繊細な線で繋げていく緊張感に、観客のみなさんもぐっと集中して聴き入っていました。

 

 

 

 

 

 

CDを聴いていても思ったのですが、日本の曲も何曲かアレンジされていて、それが見事に三人によって再現されているんです。

私は日本独自の音使いが結構好きで、そこになんとも繊細で儚げな日本的美しさを感じるのですが、日本人ではない二人も、その美しさをしっかり理解しているように思いました。そうでなければ、三人であの世界観は作り出せないように思います。

 

 

 

 

 

 

 

ジャズによくある一曲が長いパターンではないのですが、それもまた好印象。その曲のテーマでしっかりと歌い上げていて、テーマのメロディを大切にしているのが伝わりました。

三人ともがそれぞれ一本の川のように流れのある演奏で、曲が盛り上がるところではその三本が一つにまとまってものすごい流れを作り出しているように感じました。

聴いていても、さらさらと流れるきれいな川に身を任せているような感覚に陥りました。ふわーっと身体が水の上を浮いているような感覚。

それくらい、本当に美しかったです。

 

 

 

 

 

 

個人的には福盛さんのドラムソロで、和太鼓のようなバスドラが聴こえてきたのがかなり印象的でした。あれ、これドラムだよな?と思わせるほどに、サウンドが和太鼓でびっくり。

福盛さんは、日本的要素とジャズの溶け込ませ方のセンスが抜群に素晴らしいです。もっと世界にこういったジャズが広がれば面白いだろうな〜

 

 

 

 

 

 

サックスもこれまで聴いてきた中で一番美しいサウンドでした。ただきれいなだけではなく、心にくぅーーっとくるような、たまらなくなるような響き。

ピアノにはかなりバッハを感じたので、本人にバッハが好きなのですか?と聞いてみたのですが、

バッハは僕の音楽の原点で、小さい頃から教会に行ってバッハを演奏していた 

と言っていました。なるほど、あのホールを包み込むような響きのルーツは教会での演奏にあったんだなぁーと納得。

思い返せば返すほど、洗練された美しい音楽空間でした。聴けて良かったです!!