燦太郎の「表現日記」

思っていること、考えていること、本やCDのレビューなどについて毎日書きます。

全力をそそぐ

 

 

 どうも。燦太郎です。

 

 

楽器をこれまで続けてきて、過去いろんなステージに立たせてもらいました。本番の緊張感はとても好きですし、とてもやりがいを感じるのですが、自分の思い通りにプレイができず落ち込むこともたくさんあります。

 

 

 

 

ある時、「どうせプロになるわけでもないのだから、そんなに落ち込まなくてもいいじゃん」と言われたことがあります。私はこの言葉を聞いてかなりのショックを受けました。もちろん、その方が私を慰めようとしてその言葉をかけてくれたというのは十分理解できます。けれど、「趣味に全力を注ぐことは無駄なことだ」と言われた気がしました。

 

 

 

 

私は何かに全力を注ぐことは、仮にそれが自分の職業にかかわらずとも、決して無駄なことだとは思いません。何かに力を注いだ分、消費されるエネルギーはかなり大きくなりますが、そのフィードバックも大きいと感じます。一つのことに向かって進んでいくと、必ず壁にぶつかります。それを全力で超えていくことで、自分の能力がどんどん上がっていくのです。それで得られるものは表面的なスキルアップだけではありません。私が今まで音楽を続けていなかったら、こうして物事を深く考えるようにはならなかっただろうし、今ある忍耐力も培われなかったでしょう。

 

 

 

 

全力を無駄だと感じる人は、表面的なスキルの向上だけが全力によって得られると勘違いしているのではないでしょうか。私が自分の思い通りの演奏ができず悔しがっているのは、これまでの音楽に対する思いが強くあるからであり、さらなる上をいきたいと思っているからです。それはプロになるために上にいきたいと思っているのではありません。人間として成長したいから上にいきたいのです。

 

 

 

 

私は、何事にも全力になれずただ楽をしたいと思って日々を過ごしているような薄っぺらい人よりも、たとえくだらないことでも、全力を尽くして突き進んでいる人の方が魅力的だと思います。